4、子供の頃に決めた将来の形

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ちょっとお高いカフェランチを息子がおごってくれました!オークランドのカフェランチは本当に高いです!!なので、カフェではコーヒーを飲むかマフィンかスコーンを食べるのみでしたが、初めてランチを食べました。美味しかった^_^


最近本当に暑くて、家の外に夏の落ち葉が大量に落ちていて汚いのに、全く掃除をする気になれず居ましたが、昨日夜の11:00頃にゴミ出しに外に出たら、外はなんと涼しい事!いまだ!!と思い、誰も見ていないと思って月明かりの中外の掃き掃除をしました。あ〜スッキリした。

 

さて、今回は、子供の頃と言っても中学2年生くらいの頃に思った事です。

その頃、前回のブログに書いたように、いつか子供ができたら私がやりたくてできなかったバレエとピアノとヴァイオリンを習わせたいと思い、と同時に、結婚をせずにシングルで子供を育てたいと思っていました。なぜそんなにはっきりと覚えているかと言うと、その頃仲良くしていたお友達のお母さんに、“私は結婚はしないけど、子供は育てたいと思っている”、と言ったら、“それは絶対にダメよ!子供の為にはお父さんもいなければダメ!!”と、ものすごく真剣に答えてくれたのです。私は、今までのように、“まだ世の中の事全然わかってないからそんな事言ってるのよ”って感じで軽く流されると思っていたのに、想像以上に真剣に答えが返ってきたので、私はとてもびっくりして、その時の光景が心に残ったのです。

当のお母さんはもうすっかり忘れているでしょうけどね。夫婦円満な愛情深い家庭で育った私がなぜ、シングルで育てたいと思ったのかはハッキリと覚えてはいませんが、多分子供に対して同じ夢を持つ人に巡り合う確率は少ないと思った様な気がします。

結局、結婚はしましたが、後々離婚をし、結果あの頃に思い描いたシングルでの子育てと言う道を行くことになりました。 子供達にとっては残念な形になってしまったのかも知れませんが、私にとっては理想の形になり、私の全力は多少ウザいと思われようとも子供達のみに注ぐことができる体制になりました。

 

もともと経済的に余裕のある暮らしでもなかったので、私一人の収入と国からのファミリーサポートで相変わらず金銭的に余裕のない生活が始まるわけですが、私が頑張らなければと言う思いで力がみなぎっていましたので、とにかく経済的な理由でピアノとヴァイオリンをやめさせるような事態にだけはするものかとがむしゃらな日々が続きます、子供達がその頃の生活をどの様に思っているかわかりませんが、私は相変わらず経済的なものを除けば、楽しくて楽しくて楽しい日々でした。今振り返ると、よくやれてたなあと思います。まあ今もさほど変わりませんが。

 

離婚をした事で子供にも多少なりとも寂しい思いをさせたかもしれない、海外へ移住した事で両親にも寂しい思いをさせてしまっただろう、周りに微妙に影響を与えながら私の自由な生き方が成り立っている。

本当に自由に、思うように生きてきたなと思います。

母が、昔私に“もしも一つだけ願いが叶うとしたら何を願うと思う?”と聞きました。私は必死に考えましたが“お金”以外思いつきませんでした、だって結局はお金があれば大体の夢が叶うと思っていましたから。 母は、“お金なんてそれがあれば何とでもなる、欲しいのは若さよ”って。その頃の私には充分過ぎるほどあるものだったので、“ふーん、そうなの”というような、漠然とした感想でしたが、今になりその時の母の気持ちが良くわかる歳になりました。

 

若いというのはそれだけで宝なのだと。そして思うのです、今、母は83歳ですが、今の自由に生きる私を見て母は、きっとやっぱり思っているに違いないのです、せめて私と同じくらいの年齢に戻りたいと。だから私は今もこれからも頑張って、お金が無くてもそれなりに楽しく残された人生を生きたいと思っています。次回はそろそろ子育てに行こうかなと思います。それでは、